代表プロフィール
中小企業応援社労士
特定社会保険労務士 岡戸久敏
愛知県知多郡生まれ、名古屋市在住
愛知県の中小企業にかかわる、経営者・従業員・家族、すべての人の幸せを願い、応援する社労士。モノづくりに愛着。会社と従業員の信頼をつなぐ「就業規則」の作成と、実体験に基づく「セミナー」講師をメイン業務としている。
大学卒業後、人に役立つ仕事をしたいとの考えから、愛知県庁に入庁。教育委員会事務局などで給与計算、労働社会保険の手続きを経験。環境局のCO2削減のためのプロジェクトでは、多くの民間企業と出会い親交を深める。特に、地元自動車メーカーの熱い想いに触れ、“モノづくり”への愛着が深まる。
同じ頃、いろいろな人との関わりの中で、“人づくり”へ関心が向き始める。この分野で仕事をしたいとの思いが強くなり、社会保険労務士の資格を取得。その後、地方事務所で、“中小企業”が雇用や設備投資などで、日々悩んでいる姿を目の当たりにする。
法令に基づく指導はできるが、中小企業に寄り添った助言ができない。このジレンマと人間関係に悩んだことも。いい経験で、人と人との信頼感が大切なことを痛感。
このような中にあって、中小企業にかかわるすべての人のお役に立ちたいとの想いは、ますます強くなる。そして、第二の人生は中小企業の応援と決意し、開業。
経営者が安心して本業に専念でき、すべての人が幸せになれる。そんな社会が実現できるよう、生涯一社労士として、日々奮闘中。
趣味:ウエイトトレーニング、読書、歴史上の人物研究など
おかど社会保険労務士事務所の代表
特定社会保険労務士 岡戸久敏(おかどひさとし)と申します。
当事務所のホームページを訪問していただき、誠にありがとうございます。
私の事務所があります愛知県は、全国一の工業県、世界的に見ても目をみはる工業地域です。製造業の事業所(従業者4人以上)についてみると、製造品出荷額等(2021年)は43兆9,880億円で、1977年以来44年連続全国第1位です。また、皆様はご存じではないかもしれませんが、農業においても全国で有数の農業県であり、農業産出額(2021年)は2,922億円で全国第8位です。中でも、花きは1962年以来、全国第1位であり、野菜、畜産部門は全国で上位を占めています。このように工業と農業がバランスよく発展している、素晴らしい愛知県で、私は生まれ育ち、働いてきました。
一方、皆様ご存じのとおり、経済のグローバル化は進むことはあれ、止まることはありません。少子高齢化も待ったなしで、このままでは労働力人口はますます減少し働く人がいなくなってしまいます。やがて日本の経済は衰退していってしまう、と言う方もいらっしゃいます。もちろん、経営者の皆様が何の対策もとっていないというわけではありません。例えば、AIの活用やDXの推進など、“人”がいなくても事業ができるよう様々な技術を導入していらっしゃいます。でも、もう一度考えてみませんか。すべての業務を、デジタル技術で置きかえることはできるでしょうか。やはり“人”でなければできないことは、たくさんあると思います。
そこで、高齢者の再雇用、女性の就業促進、外国人労働者の採用など、様々な“人”に対する対策をとっていらっしゃいます。“人”にはそれぞれ個性があり、多様な考えを持ち、また、懸命に生活をしています。そのような“人”に関しては、経営者の皆様もいろいろな悩みをお持ちだと思います。私は、悩める経営者の皆様の話をお伺いし、社労士としていっしょに考え、ご提案することで、人事労務の面から経営のお役に立ちたいと考えています。
私は、東京オリンピックが開催された1964年(昭和39年)に、愛知県の知多半島にある阿久比町の農家(酪農、米・みかん・野菜の生産)で生を受けました。その後、地元の小学校、中学校、高校に通いました。大学は、外に出て多様な視点を持ちたいと考えて、徳川譜代大名の筆頭と言われる井伊家の居城の敷地内にある滋賀大学経済学部に進学しました。就職では、社会全体の発展に携わりたいとの考えのもと愛知県に戻り、公務員となりました。
公務員として、県民の皆様の福祉の向上と県政の発展を心に刻み、まずは、給与計算、諸手当認定、雇用保険・社会保険の届出や物品調達事務をしてきました。また、一般廃棄物行政、環境諸法令の許認可事務や議会対応などに、真摯に取り組んでまいりました。
こうした様々な仕事を経験していく中で、もっといい仕事をしていくには、自分の力だけでは限界があるので、組織全体の人材育成が大切だとの思いに至りました。いろいろと調べていくうちに、人事労務の国家資格に社会保険労務士があることを知り、仕事をしながら勉強を始めました。その結果、2009年(平成21年)10月1日に社会保険労務士の登録を行うことができ、2011年(平成23年)5月1日、特定社会保険労務士の付記をしました。
社会保険労務士の登録をした後も、公務員の仕事は続けました。それでも、平日夜や土曜日に、労働関係諸法令の改正や経営の勉強を続け、研修を受講して、社会保険労務士としての能力の維持・向上をしてきました。
一方で、CO2の削減に寄与する自動車環境対策として、EVやPHVの普及に取り組むプロジェクトを担当しましたが、このプロジェクトで、地元のトヨタ自動車さん、中部電力さん、充電器メーカーさん、その他多様な事業者さんとのやり取りの中で切磋琢磨したことは、私にとって大きな財産となっています。特に、トヨタ自動車さんの担当者の方の熱心な姿を見て、「トヨタ生産方式」に強い関心を持つようになり、大野耐一氏の本を読み、工場見学もして勉強を続けてきました。
労働関係の仕事としては、社労士の能力を活かした労働相談、労働経済調査や、先輩社労士さんを講師に招いてのセミナーの開催、労働基本調査などをしてきました。
このように公務員として多様な実務経験をしてきましたが、50歳を過ぎたころから、人生100年時代を見据えて、今後、どんな社会貢献ができるか真剣に考え始めました。そして、これまでの行政経験と、事業者さんや県民の皆さんとの対話の中で、直接、経営者や働く皆さんとかかわっていきたいとの思いが日に日に強くなってきました。また、父と同じように80歳まで現役で働くとの信念も後押しをしてくれ、ついに“時は今”となり、2023年(令和5年)4月に、生まれ育った知多半島において、おかど社会保険士事務所を開設しました。
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